筑剣会とは
財団法人 無外流に所属する九州地区の魁の団体として無外流居合、組太刀、剣術、
試斬を主とする古武道を主に九州全域に普及・発展を目標とし年齢・性別、また、経験(他流)の有・無関係なく、むしろ初心者を歓迎し稽古の過程でお互い切磋・琢磨し、人生を豊かにする為の会である。
筑剣会の理念
無外流居合兵道を学ぶことは先人の残した古武道の精神に近づくことでありその本質は
300年至るともいささかも風化することなくむしろ現在の日本を生きる 為の大いなるヒントになると思われる。
また、日本刀の正しい取り扱いを学ぶことにより 日本の誇りうる伝統・文化は世界に向けても広がりを持つものと確信している。
無外流居合兵道の本質を理解し日本刀の芸術性・精神的要素を正しく知ること、歴史を学ぶことは、インターナショナルな人間形成をするうえで重要でありまた、世界何処に行くとも恐れることなくむしろ、敬意を持たれるよう日々の稽古に精進する。
筑剣会の方針
筑剣会は無外流居合兵道を基とし弛(たゆ)まぬ日頃の稽古で技量の向上を目指すと
共に「術」の中に「道」を見出し、常に心を練磨し、かつ他者の良きところを認め、
己の人間形成に役立つことを目的とし、方針とする。
会員心得
1. 筑剣会は、居合兵道の会である。
2. 常に対敵動作を意識し斬れる居合であれ。
3. 稽古で汗を流し技量を上げよ。
4. 身は小なりとも、気宇壮大であれ。
5. 心は常に「静」、そして○くあれ。心に心、心迷わす心なり 心に心、心許すな。
道場訓
1. 男女共に義(ただ)しき人であれ。
2. 恩を受けたらいつまでも忘れるな。情けをかけたらすぐに忘れろ。
3. 男は心身共に強くなれ。女は心身共に美しくなれ。